■タバコのニコチンには覚醒作用が!寝る前の喫煙はやめましょう



安眠をするためには、就寝前の時間の使い方が大切になります。就寝前に身体を覚醒させてしまう行動を行ってしまうと、身体を上手く休めることが出来なくなってしまいます。そのため出来る限り身体に対しての刺激を少なくしなければなりません。

タバコを吸うことは、快適な入眠を阻害してしまうことになります。これは含まれている成分にニコチンがあり、これが脳を覚醒させてしまうからです。

タバコからニコチンを摂取することにより、ドーパミンが放出されることになります。ドーパミンは行動を起こす際に必要なホルモンですが、これが就寝前に放出されてしまうと、身体が活発になり目が覚めてしまい、安眠することが難しくなってしまうのです。

喫煙の習慣のある人は、日常生活において体内のドーパミンのレベルが少なくなっています。これは喫煙によりニコチンを摂取し、ニコチンからドーパミンの補給をしているために、ドーパミンを体内で作ることを身体が忘れてしまっているからなのです。

なので喫煙の習慣がある場合には日常生活においてはタバコを積極的に吸う必要があるのです。安眠をするためには、この喫煙の習慣が長ければ長いほど、就寝前に気を付けなければならなくなります。それはニコチンの依存度が高いほど、ニコチンによるドーパミンの放出に頼ってしまうからです。

そのためニコチンによるドーパミンの放出の影響が大きくなってしまうと、習慣化していない人よりも、身体が覚醒してしまうことになります。そのため安眠をすることが出来なくなるのです。タバコを吸っている人は、安眠をしたいのであれば出来るだけ就寝前に吸わないようにしなければなりません。