おすすめ!安眠、快眠のための掛け布団の選び方

おすすめ!安眠、快眠のための掛け布団の選び方
れな
こんにちは!「ぐっすり眠り隊」のれなです。
「布団に入っても身体が温まらない」
「寒さで何度も目が覚めてしまう」
「掛け布団の圧迫感で何となく寝苦しい」
と感じたことはありませんか?

ひょっとすると、それは寝具の性能が不充分なのかもしれません。その場合、冬が来る前に早めに寝具一式を見直して、場合によっては買い換えを検討する方が良いでしょう。
しかし、実際購入を考えると「どんな掛け布団を買ったらいいか分からない」という声をよく聞きます。

そこで今回は、暖かくて寝心地の良く、さらに快眠を得るためのおすすめの掛け布団の選び方と、基礎知識を布団のプロにお聞きしてまとめてみました。
もくじ

おすすめ!安眠、快眠のための掛け布団の選び方

1.掛け布団は、保温力・軽さ・湿度で選びましょう

掛け布団を選ぶときに優先すべきポイントは何でしょうか。
それは、「保温力」「軽さ」「吸湿性、放湿性」の3つです。

1-1.保温力のある掛け布団がおすすめ

保温力が足りないと、冬場に寒さで目が覚めてしまうことが増えます。そもそもその状況は、掛け布団の本来的な役割を果たしていないでしょう。
掛け布団を選ぶにあたって大切なのは「冷気をシャットアウトしてくれるだけの保温力を備えているかどうか」なのです。

なかでも掛け布団は、睡眠時の体温を適温にし、良質の睡眠をとるためには欠かせない寝具。それぞれの価格や素材は幅広いですが、毎日使うものですので良い布団を選びたいですよね。
掛け布団の素材ごとの特徴もまとめてみたので、掛け布団を買い替えるときには、参考にしてくださいね!

1-2.掛け布団は軽いものがおすすめ

掛け布団は軽さも大切。重い布団をかぶっていると圧迫感で眠りが浅くなりますし、うっ血したようになり、身体のめぐりが悪くなってしまいます。なるべく軽い掛け布団を選んでください。
重い布団は、疲れが取れないばかりか「寝て起きたのに体調がすぐれず気分が悪い」といった状態も引き起こします。
また、血圧の高めの方は特に、年齢と共に掛け寝具をどんどん軽くしていきましょう。重たい布団は寝ているときの血圧を上げてしまう可能性がありますので、ご注意ください。

1-3.湿度コントロールをしてくれる掛け布団がおすすめ

お布団の中の「快眠温度」は温度32〜33℃ 湿度50〜60%

3つ目のポイントは湿度。お布団の中の吸湿性と放湿性は、どちらも寝心地を左右します。
お布団の中の快眠温度は32〜33℃、湿度が55−60%です。この条件が揃うことで脳はアルファ波が出てリラックスでき、人は眠くなるという研究結果があります。

また寒い冬でも、人は睡眠中にコップ1杯程度の汗をかきます。
その汗をしっかり布団が吸収しないと布団の中が蒸れて寝心地は悪くなりますよね。しかも中にこもった水分を放湿しないと、吸湿性は低下していきます。そうなると寝心地はさらに悪くなる一方となるでしょう。掛け布団は吸湿性と放湿性を考えて購入してぐっすり眠りたいですね。

掛け布団を購入するときのおすすめポイントは「保温力」「軽い」「吸湿性、放湿性が良い」という3つの要素を満たしているかどうかを、慎重に確認してください。

2.素材別でみる、おすすめの掛け布団の選び方

前項で説明した”掛け布団の3つの要素”を理解した上で、素材別に特徴を見ていきましょう。
自分の好みや体質に合った素材を選んで、ぜひ良質の睡眠を手に入れてください。

2-1.木綿掛け布団をおすすめする理由と選び方

日本では昔から布団素材として使われている木綿。吸湿性に優れており、寝汗をしっかりと吸い込んでくれるのが特徴です。

放湿性に劣るため、頻繁に干す必要があるなど手間が掛かる弱点もありますが、高温多湿の日本の気候に合うこと、打ち直しができるので寿命が長いこと、価格はリーズナブルなどの点で根強いファンも多い素材です。
大人数の家族にぜひおすすめしたい掛け布団ですね。

2-2.羽毛掛け布団をおすすめする理由と選び方

掛け布団の素材の中でもっともメジャーなのが羽毛掛け布団です。保温力が高く、軽いため、掛け布団の必要条件をしっかりと満たしているのでぜひ欲しい布団です。

ただし、羽毛布団は非常に種類が多いため、高額な割に粗悪品、見た目ほどの保温性を持っていない製品も散見されます。中身の見えない羽毛掛け布団は、価格に見合う製品なのかなど、選び方が難しいのが難点でしょう。

さらに羽毛には、羽毛やキルト縫製、側生地など種類がたくさんあり、各々選び方があります。例えば「羽毛布団と羽根布団の違いは?」と聞かれて答えることができない場合は、本当に高品質な羽毛布団を選ぶことは難しいでしょう。

羽毛布団を制作してる櫻道ふとん店では、羽毛布団の基礎知識や選ぶ際のポイントを説明しています。
羽毛布団のご購入を検討の際は、ぜひ参考にしてください。
おすすめ羽毛布団(製造直販) 

2-3.ポリエステル掛け布団をおすすめする理由と選び方

ポリエステル掛け布団が人気の理由のひとつに、価格の安さがあります。お店でリーズナブルな掛け布団を探していると、やはり数千円台でも豊富なラインナップが存在する化学繊維の布団に行き着くことでしょう。

保温性や吸湿性などは他の素材と比較すると劣る部分もありますが、やはり圧倒的な安さは大きな魅力です。コストパフォーマンスを最重視する家庭におすすめしたい素材ですね。

購入を考えているのであれば、ポリエステル素材の特徴を抑えておきましょう。

価格の安いポリエステル掛け布団の特徴は?布団のおすすめの選び方と化学繊維の注意点

2-4.シルク掛け布団をおすすめする理由と選び方

高級素材で作られた掛け布団を探しているのであれば、真綿を用いたシルク掛け布団を検討してみるのも良いでしょう。

保温性、吸湿性、放湿性など、あらゆる面で木綿の上位互換の素材なので、総合力は非常に高いです。

デメリットとしては、デリケートゆえに手入れが難しく、湿ると虫が発生するなどが挙げられますが、高級感と使用感を兼ね備えた素材のひとつと言えるでしょう。

こちらでは、シルク素材の特徴やメリット・デメリット、気になる洗濯の仕方についてご紹介しています。
高級品として知られる真綿の敷布団。その特徴や取り扱い方法などを解説

《健康新素材》【特許】温泉綿の温泉掛け布団はトルマリン効果でほっかほか!

【特許】温泉綿の温泉掛け布団は、遠赤外線を放つ鉱石であるトルマリンを練り込んだ綿を使用した掛け布団です。

一般的な掛け布団とは違い、中の【特許】温泉綿が放射する遠赤外線の力で人の身体を内側から温め、”布団から出てもしばらくは暖かさが持続する”という特徴を持っています。

冬場に手足が冷たくて眠れない方や「布団から出るのが辛い」と感じている方でも、この温泉布団ならお布団から出た後も身体が温かく、さわやかな目覚めが迎えられますよ。布団に入っても身体があたたまらないと感じている方に最適です。

また、羽毛アレルギーの方や羽毛が苦手な方にもおすすめです。
さらに、軽さが2.7kg〜と軽いのも大きな魅力!冷え性に悩む方は、ぜひ試してみてください。

その他【特許】温泉綿、一年中使える肌掛けもあります。この肌掛けには「お日様のチカラ」「ほほ笑みケット」「温泉ケット」といった種類があります。冬は羽毛布団の内側に使えるものもありますので、一度お試しください。

3.掛け布団は季節に合わせて厚さを選ぼう

掛け布団にもいろいろな種類があります。季節に合わせてどのような種類の掛け布団を選べば良いのか、種類ごとにご説明します。

3-1.肌掛け布団がおすすめの季節

肌掛け布団とは、中綿のボリュームが少なく薄いもので、夏場におすすめです。
夏はしっかりとした掛け布団だと暑いけれど、何かお腹にかかっていないとお腹を冷やしてしまわないか心配、という場合に最適です。
掛け布団の中で最も薄く、夏以外にも他の寝具と合わせて使うこともできます。

3-2.合い掛け布団がおすすめの季節

冬場の本掛け布団と肌掛け布団の中間のボリュームが、合い掛け布団です。
秋と春の一年に2回も使えるので、ひとつあると便利です。
冬場に肌掛けと組み合わせると、本掛けと同じあたたかさにもなります。

3-3.厚掛け布団がおすすめの季節

掛け布団の中でもボリュームのある布団で、寒い冬の時期に最適です。
寒いのが苦手な方や寒冷地にお住まいの方には、必須アイテムになるでしょう。

3-4.デュエットタイプがおすすめの季節

デュエットタイプとは、肌掛けと合い掛けを組み合わせた布団です。2枚くっつけて使うことで冬用になります。また、バラバラにして1枚ずつ使うことも可能です。

デメリットは少し重たくなることですが、一年中使えるのでとても便利。収納スペースが少ない方や、大きな厚掛け布団を買いたくないという方におすすめです。

4.掛け布団を選ぶときにおすすめのチェックポイント

良い掛け布団を選ぶためには、どのようなことに気をつければ良いのでしょうか。実際に掛け布団を購入するときのチェックポイントをご紹介しましょう。

4-1.その掛け布団は保温力がしっかりしていますか?

羽毛・綿・ポリエステル・ウール・シルクなどたくさんの素材で販売されていますが、一番重要なのは「保温力」です。
寝ているときに寒くて目が覚めたり、はじめから寒くて眠れないようではせっかく寝ても肩が凝ったり、疲れが取れなかったり睡眠不足につながります。とにかく保温力だけは、しっかりしたものを選びましょう。

保温力を見極めるポイントとして、掛け布団が身体にフィットしており、温かさを逃さないキルト縫製になっているかが大事です。
実際に掛け布団を試し掛けするとき、身体にフィットするかどうかもチェックしてみてください。

4-2.その掛け布団は寝返りを打ちやすいですか?

掛け布団選びの重要なポイントのひとつに、布団の重さがあります。
あまり重すぎても寝返りが打てず寝苦しくなります。逆に、軽すぎると寝返りのたびに布団がどこかへ行ってしまいますし、掛け布団と身体の間に空間ができてしまうと身体があたたまりません。

身体をしっかりと覆ってくれる、適度な重量感がある掛け布団を選びましょう。
掛け布団の重量感は、実際に掛けて試してみてくださいね。

4-3.その掛け布団は身体のサイズに合っていますか?

せっかく新しい掛け布団を買っても、足が布団からはみ出てしまっては足が冷えて眠れませんよね。掛け布団は、自分の身体のサイズに合ったものを選びましょう。
安眠できる掛け布団の丈のおすすめサイズは身長+35cmです。

一般的なサイズは210cmですから、身長が高い人は230cmのロングサイズの掛け布団を選ぶことをおすすめします。
手足をいっぱいに伸ばしても、全身をしっかり覆ってくれるサイズかどうかが重要です。のびの〜び快眠姿勢で朝までぐっすり眠りましょう!

4-4.その掛け布団はアレルギーがあっても大丈夫な素材ですか?

掛け布団を選ぶ際に意外と気づきにくいのが、アレルギー対策です。自分では気づいていなくても、ハウスダストのアレルギーや動物アレルギーを持っていることもあります。
寝ている間に咳き込む、身体がかゆいなど「もしかして私、アレルギーを持ってるのでは?」と思い当たる節があれば、一度病院でアレルギー検査をしてもらうのが良いでしょう。もし、ハウスダストやダニ、動物アレルギーの反応が出た場合は、アレルギー反応のない素材の布団を選ぶ必要があります。

ハウスダストやダニアレルギーをお持ちの場合は、ダニが発生しにくく丸洗いが可能な、ポリエステルなどの化学繊維素材を使った布団が良いでしょう。ただしハウスダストやダニは、使っていくうちに溜まってしまいます。こまめに布団用掃除機をかけたり洗濯をして清潔を保ちましょう。

一方、化学物質に反応するタイプのアレルギーがある場合は、木綿や羽毛などの天然素材を使ったものがおすすめです
。 動物アレルギーの場合は、羽毛や羊毛を使った布団は避けた方が良いでしょう。もし、アレルギーをお持ちでどんな素材の布団を選べば良いかわからないという方は、一度アレルギー専門医に相談してみてください。

5.子ども用掛け布団の選び方〜おすすめのポイント〜

子ども用の掛け布団を選ぶ際には、大人用とは別に気をつけるべきことがあります。気をつけたいポイントとは何なのかを見てみましょう。

5-1.大人用の掛け布団だと、布団が重い場合がある!

「子どもも大人も同じ布団で大丈夫だろう」と思ってはいけません。大人用の布団は、子どもには重すぎたり、暑すぎたりすることがあります。

子どもは身体が小さいので、重すぎる布団は大きな負担がかかります。また、大人と比べて子どもは体温が高く、大人用の布団では暑すぎることもあるでしょう。そのため、子ども用の軽くて蒸れにくい掛け布団を選ぶ必要があります。

5-2.子どもの掛け布団のおすすめ素材は?

子どもの掛け布団に適した素材は、羽毛、綿、ポリエステルが挙げられます。羽毛は軽さや吸湿性に優れており、寝心地は最も良いでしょう。ただし、お手入れがしにくいという難点があります。

一方、綿は多少の重さはありますが、保温力と吸湿性に優れています。
動物アレルギーや化学繊維に対するアレルギーがある場合は、綿が最適です。

軽くてお手入れがしやすいのがポリエステルです。おねしょの心配がある場合は、洗濯ができるので便利ですね。ただし、蒸れやすいという難点もあります。それぞれの素材に良い点、悪い点がありますので、しっかりと比較してみてください。

5-3.寝心地が良いのは羽毛、お手入れが簡単なのはポリエステル、一番手堅いのが綿!

子ども用の掛け布団には羽毛、綿、ポリエステルがおすすめですが、どれを選べば良いのかわからないという方もいるでしょう。

寝心地の良さを一番重視するなら、羽毛が最もおすすめです。吸湿性と放湿性に非常に優れているため、寝汗をかく子どもにぴったりです。ただし、お値段が高いのが難点ですね。

おねしょをする、寝汗を大量にかくなどの場合は、多少蒸れやすくても丸洗いが可能でお手入れがしやすく、さらにお値段が安いポリエステルが人気です。

しかし、子ども用と言っても、子どもの期間は人生で一番成長する時期です。しっかり身体を保温をしてくれるものを選びたいものですよね。そこで手堅い選択肢が、羽毛とポリエステルの真ん中に位置する綿。綿なら汗をたくさん吸っても日に干せばOK。保温力も高く、アトピーの子どもも安心して使えます。

5-4.側生地は綿が適している

掛け布団の側生地の素材は、汗を吸収しやすく洗濯もしやすい綿素材を選んであげると良いでしょう。綿素材は肌触りも良く、肌の弱い子どもにはぴったりです。また、綿素材は丈夫なので、多少子どもが乱暴に扱っても安心ですね。

5-5.保温力・軽さ・吸湿性・放湿性を重視して選ぶのがおすすめ

子ども用の掛け布団を選ぶ際の最も重要なポイントは「保温力」です。寝冷えは病気のもとなので、しっかり保温力のある素材を選びましょう。また、身体に負担がかからない軽さも重要です。さらには、寝汗を大量にかくため、吸湿性と放湿性も重要となるでしょう。

子どもの体質や特徴に合わせて、最も適した掛け布団を選んであげましょう!

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6.おすすめの掛け布団カバーの選び方

掛け布団そのものの素材や品質も大事ですが、掛け布団カバーは直接肌に触れるものです。こちらも意外と重要なポイントですね。こちらでは、掛け布団カバーの選び方について詳しくご説明しましょう。

6-1.掛け布団カバーの効果

掛け布団カバーとは、そもそも何のために付けるのでしょうか。カバーをつけることで、布団自体に汗や皮脂が定着するのを防ぐことができます。また頻繁に掛け布団が干せなくても、カバーを洗っておくだけで清潔感を保つこともできるでしょう。さらに掛け布団カバーを付けておけば、中の布団を長持ちさせることもできます。

このように、掛け布団カバーには大切な役割があることがわかります。

6-2.掛け布団カバーの選び方のポイント

では、掛け布団カバーを選ぶ際には、どのようなことに気をつければ良いのでしょうか。

それは、「肌ざわり」「やわらかさ」「フィット感」の3つです。
掛け布団カバーは身体に直接触れるものなので、まずは肌触りの良さが大事です。ごわごわして肌触りの悪いカバーだと、肌の弱い方は肌を痛めることもあります。肌触りの悪いカバーに変えたら「顎にニキビができるようになった」「肌が赤くなってしまった」などということもあります。触ってみて心地良いと感じるカバーを選んでください。

次にやわらかさ、あるいはしなやかさです。肌触りにも似ていますが、高級素材になるととてもしなやかで、やわらかになります。いくら高級な羽毛布団を購入しても、カバーが硬い生地でできていたら台無しですよね。

また、掛布団はそこそこの質でも、カバーひとつで寝心地アップも期待できます。やわらかさはワンランク上の眠りになるかどうかの重要な選択なのです。

次にフィット感です。やらかさにも似ていますが、実際にカバーを掛けて寝てみるとやわらかいだけではフィット感が違うのがわかります。
高級な布団になると寝返りを打つときにふとんが身体に巻き付いてくるので、寝冷えがしにくく、ベッドからも布団が落ちにくくなります。しかしフィット感が悪いと、すぐに布団が落ちたり、寝返りを打っても一緒にふとんがくっついてきません。

高級な羽毛布団を購入の際には、是非とも店主にフィット感についてお尋ねしてみてから購入されることをおすすめします。そして掛け布団だけでなく、カバーもフィット感のあるものを選びましょう。

この3つのポイントに気をつけることで、良い掛け布団カバーを選ぶことが出来るでしょう。

6-3.掛け布団カバーにおすすめの生地の選び方

具体的に、掛け布団カバーに最適な生地とはどんな生地なのでしょう?生地ごとに特徴をご説明します。

:さらっとした肌触りなので、夏場におすすめです。
綿:最もメジャーな素材です。肌触りが良く、肌の弱い人にもぴったりです。また最近では、シルクを超えるやわらかさの綿もあります。
シルク:吸水性や通気性が抜群で、最高の寝心地です。ただし、高価なのと、生地によってはフィット感が綿の高級品に劣るものもあります。
ポリエステル:最も手頃な価格で買え、丸洗いも簡単にできます。ただし、肌の弱い人にはあまりおすすめできません。
ガーゼ:肌に優しいので、肌の弱い方や乳幼児にもおすすめです。

7.掛け布団で快適な睡眠を得るためには

掛け布団の選び方についていろいろなことをご説明してきましたが、次は寝床の中の温度や湿度について考えていこうと思います。季節に応じてどのような掛け布団を選べば良いのか、温度と湿度の違いから見てみましょう。

7-1.ポイントは「寝床内気候=布団の中の温度と湿度を保つこと」

布団の中は、寒すぎても暑すぎても、寝心地が悪くなってしまいます。最適な寝床内の環境を保つためには、布団の中の温度と湿度を最適な状態に保つことが最も重要なポイントです。

寝ている時間は人生の中で多くの割合を占めています。ですから、寝床の中を良い状態に保つことで、身体の調子も良くすることができるでしょう。

7-2.おすすめの寝床内の温度と湿度は?

寝床内の最適な温度は33度前後、湿度は55〜60%と言われています。
温度や湿度は季節や人の体温によって大きく変わります。ですから、布団の中を適度な温度と湿度に保つためには、季節や人の体温によって変えていかなければなりません。

布団の厚さや材質、何種類かの布団の組み合わせや敷きパットの素材などによって、保温性や保湿性は大きく変わります。季節ごと、人の体温の状況ごとに、布団の種類や性質、組み合わせをかえることで、理想的な温度と湿度を調整しましょう。

7-3.季節や室温に応じて掛け寝具と敷き寝具の組み合わせを変えよう

では季節や室温に応じて、具体的にどのような掛け寝具と敷寝具の組み合わせにすれば良いのでしょうか。

7-3-1.真冬の室温5℃前後の場合

掛け寝具は、毛布や肌掛け布団+厚手の羽毛掛け布団の組み合わせで、しっかりと保温しましょう。羽毛の掛け布団は保温性に非常に優れています。羽毛の内側に掛けられる毛布や肌掛けがあればより理想的です。

敷寝具は、いつもの敷布団やマットレスの上に、敷パットなどを乗せましょう。敷きパッドは保温性の高い起毛仕上げのものがおすすめです。

室温が5℃前後になると、電気毛布やアンカなどが欲しくなるほど寒く感じます。電磁波や低温やけどが気になる方は、トルマリンの温泉ケットや温泉毛布を使用すると、電気を使わなくてもとてもあたたかく就寝できます。

羽毛布団の上に毛布?下に毛布?どちらが本当?

7-3-2.冬から春、秋から冬にかけての室温10℃前後の場合
綿毛布+羽毛掛け布団の組み合わせで、まだまだ寒い季節もあたたかく保ちましょう。
7-3-3.春から夏、夏から秋にかけての室温15℃前後の場合
羽毛掛け布団のみで、充分あたたかいでしょう。羽毛布団は保温性も高いですが、温度や湿度を適度に調節してくれますので、多少汗をかいても大丈夫です。
7-3-3.真夏の25℃前後の場合

掛け寝具は、タオルケットのみで暑い夏に汗をかいてもしっかりと吸湿してくれます。何もかけないと心配ですが、お腹にタオルケットをかければお腹を冷やすことを防いでくれるでしょう。さらっとした肌触りのタオルケットを選んでください。
また、意外と良いのが肌掛けです。タオルケットよりサラッとしていて意外と涼しい肌掛けがありますので、探してみてください。
敷きパッドや冷感タイプや麻のさらっとしたタイプがおすすめです。

夏の季節の肌掛け布団とタオルケット、どちらがおすすめ?

8.寒いときは、掛け布団と敷き布団の両方の見直しがおすすめ

さて、ここまで掛け布団の機能性を重視してご説明してきましたが、寒さを感じるもうひとつの要因として挙げられるのは「敷布団」です。もし掛け布団を買い替えても「寒くてよく寝られない」「起床時に体調が悪い」「布団に入っても身体が温まらない」などの悩みが続くのであれば、敷布団を見直したほうが良いかもしれません。

そもそも、布団一式の保温性にもっとも大きな影響を与えているのは敷布団なのです。 保温力の低い敷布団を使っていると、冬場に床から敷布団を伝って冷気が上がってくることがあります。実はこれが寝冷えの根本的な原因となっていることが多いでしょう。「寒いから掛け布団を新調しようかな」と考えている方が、”敷布団を変えたほうが抜本的な解決につながる”というケースは珍しくありません。

また、眠っても元気にならない理由としては”敷布団のクッション性が足りず、身体の節々にダメージが発生している”という場合が多いでしょう。適度な硬さを維持しながら寝姿勢をしっかりキープしてくれる敷布団を使うことで、悩みが緩和する可能性は高いです。

もし、今使用している寝具に納得がいかないのであれば、掛け布団だけでなく敷布団にも注目してみてください。

新素材【特許】温泉綿で理想の掛け布団

最後に、掛け布団を選ぶ際に気を付ける3点をもう一度確認しておきましょう。

保温性が高い
軽い
寝心地が良い

実際にすべてを満たす掛け布団を見つけることは難しいですが、この理想にもっとも近いと感じられるものがトルマリン温泉掛け布団です!

おすすめする理由は上記3点の他に、トルマリン綿を生地に練りこむことで保温性を確保し、特殊な生地を使用することにより寝返りを打っても布団が身体についてくるという、新感覚の掛け布団だからです。

トルマリン温泉掛け布団を取り扱っている寝具専門店をご紹介するので、寒さや手足が冷えて眠れない方は
保温性・軽量感・寝心地を満たした理想の掛け布団を見てみる』をご覧ください。
理想の掛け布団で、あたたかさ、軽量感、寝心地などを体感してくださいね。

9.肌掛け布団の選び方を知って、適した寝具を選ぼう

掛け布団にも様々な種類があることがわかっていただけたのではないでしょうか。
まずは、季節に合わせて、肌掛け布団、合掛け布団、本掛け布団、デュエットタイプなどから自分に適した掛け布団を選びましょう。また、天日干しできるか、寝返りしやすいか、サイズはあっているか、アレルギーを起こす心配がないかなども重要なポイントです。

特に子どもは汗をかきやすく身体が小さいため、大人の布団では重すぎて湿度が高くなりすぎることもあります。子ども用に適した掛け布団を選びましょう。 さらに掛け布団のカバーも大事な役割を持っているため、通気性や保温力、肌触りなどを考慮して選んでください。
季節や人の体温に応じて掛け布団や敷布団の組み合わせを選ぶことで、良質の睡眠を得ることができるでしょう。

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