真綿の布団!メリット&デメリット

真綿の布団のメリット&デメリットこちらでは真綿の敷布団について解説させて頂きたいと思います。木綿との区別がついていない方も多いですが、実は真綿と木綿はまったく異なる素材。木綿がいわゆる“綿(コットン)”であるのに対し、真綿は“繭(シルク)”を指しています。蚕の繭から取れる繊維を布状にしたものは絹と呼びますが、綿状にしたものは真綿と呼ぶのです。

もちろんシルクですから、真綿の布団はかなりの高級品。しかし、機能性に優れた布団をお求めならば、選択肢の1つに含めても良いかもしれません。この機会に、真綿の布団がどのような特徴を持っているのか、正確な知識を仕入れておきませんか?

機能面はピカイチ!真綿の布団はこんなにスゴイ

真綿は、フィブロインと呼ばれる繊維質が、セリシンというタンパク質に包まれた構造。フィブロインは非常に細かい繊維なので、隙間に無数の空気の層が生じます。この空気層が熱を保持してくれるため、木綿などの素材と比べて圧倒的な保温力を持っているのです。寒い冬でも、床の冷気が上がってくる心配はほとんどないでしょう。

さらに、真綿は吸湿性が布団素材としてトップクラス。寝ている間に汗をかいても、すぐに余計な水分が内部に取り込まれるので、表面の肌触りはサラサラのままです。木綿は放湿性に劣るので、たびたび日干しを行わないと吸湿力を維持できませんが、真綿は放湿性も抜群なので、たまに陰干しするだけでOK。数時間のうちに内部の湿気が空気中に放出されます。

耐用年数が短い!?真綿の布団にも弱点が…

真綿布団の弱点もちろん真綿の布団にもデメリットは存在します。実は、あまり耐久性がなく、布団として使用する場合の耐用年数は5年程度…。かなり高額な布団でありながら、5年経過すると本来の機能を発揮できなくなるというのが、真綿布団の問題点といえます。

木綿と違って打ち直しが出来るわけでもないため、基本的には消耗品。性能面では非常に優れていますが、5年で買い替えなければならない…というのはやはり大きな弱点と言わざるを得ないでしょう。

高級品でありながら一生モノにはなり得ない、というジレンマが真綿布団の普及を妨げている1つの原因かもしれませんね。

まとめ〜真綿の布団は高性能だけど…

シルク素材で作られている真綿の布団は高額ではありますが、保温力、吸湿性、放湿性、肌触り…などなど多くの点で他の素材を上回っており、まさに高級品と呼ぶにふさわしい機能を備えています。ただし、クッション性を失うのが早く、平均5年で買い替えなければならないのが弱点。木綿布団のように打ち直しができるわけではないため、かなり高額な買い物でありながら“基本的には消耗品である”という認識が必要です。クッション性の落ちた布団に寝ていると、腰の痛み、肩のコリを生じる場合もあるため、耐久性の面ではやや不安があると判断せざるを得ません。

ピックアップ>>>真綿以外の素材も見てみる