寝る前の食事は快眠の大敵!?

就寝前の食事は眠りの質を落とす寝る前に夜食を摂ると、寝付きが悪くなると言われています。忙しい社会人は仕事から帰ってくると午前0時前後、ということも珍しくないでしょう。お腹がすいて、ついつい寝る直前に食事をしてしまいがちですが、もし「スムーズに入眠できない」といった悩みがあるのなら、その原因は夜食習慣かもしれません。

より良質な睡眠を求めているのであれば、快眠を妨げる生活習慣を改めていく必要があります。

なぜ寝る前の食事で寝付きが悪くなるの?

就寝直前の食事はNG?そもそも、睡眠というのは脳と身体を休息させるための行動です。もちろん、休息するべき部位には胃腸などの消化器官も含まれています。にも関わらず、眠る直前に食べ物が入ってきてしまえば、胃腸は消化吸収を行わなければならず、休むことが出来ません。

胃腸が動いていれば、身体は睡眠に集中することが出来ず、どうしても眠りは浅くなってしまうのです。

ただ、夕食もそこそこに残業をして、夜中に帰宅…といったケースで“朝まで我慢”というのは、あまりにも酷な話。そこで、寝る前の食事として絶対に避けるべきものを紹介します。どうしても空腹…という場合はNG食品を避けて少量だけ食べるようにしてください。

《寝る前の食事に不向きなNG食品》

肉類

脂肪、タンパク質を多く含んでいる肉類は、消化するのに時間がかかります。寝ている間、胃腸が働き続けてしまい、熟睡度を大きく低下させる原因に。

シリアル(コーンフレーク)

比較的軽めの食事なので、寝る前に食べても問題ないと思ってしまいがちですが、実はNG。食物繊維が多く、消化に時間を要してしまうからです。睡眠中、ずっと胃腸が働くことになり、熟睡度が低下します。

アイスクリーム、ピーナッツバター

脂肪分が非常に多いので、長く胃の中に残りがちな食品です。やはり消化されるまでに時間を要してしまうので、熟睡度を下げる要因になってしまうでしょう。

コーヒー、お茶、チョコレート

カフェインを含む食品は当然NGです。メラトニンという睡眠を促す物質が分泌されにくくなり、スムーズな入眠が妨げられてしまいます。カフェインは摂取から4時間ほど影響が持続しますので、夕方以降は避けたほうが無難。

アルコール

寝酒(ナイトキャップ)の習慣もNGです。少量のお酒は入眠を助けますが、熟睡度を大きく低下させます。眠れたとしても、体力快復が阻害されるのでは何の意味もありません。就寝直前にアルコールを摂取するのは控えてください。

基本的に、肉類、食物繊維を多く含む食品、脂肪の多い食品を避け、カフェインとアルコールを控えるのが快眠の秘訣です。どうしても寝る前に何か食べるのであれば、アッサリした食事を腹6〜7分目程度に留め、胃腸に負担をかけないようにしましょう。

快眠度アップには寝具選びも大切!

夜食の習慣を控えることも重要ですが、快眠できない理由が他の部分にある可能性にも目を向けるべきでしょう。スムーズに入眠できない、寝起きに体調が悪い…といった悩みのある方は、ぜひ、寝具の交換も検討してみてください。

特にクッション性が失われた敷き布団を使っていると、寝姿勢が不自然になって快適な眠りが得られなくなる傾向にあります。寝る前の食事をなるべく避けるなど生活習慣の見直しを徹底しつつ、敷き布団の品質についてもチェックしてみることをオススメします。

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