レム睡眠とは何か

レム睡眠とは?睡眠中は、深い睡眠と浅い睡眠を交互に繰り返しており、そのうち浅い睡眠のことをレム睡眠と呼んでいます。この時、眼球が活発に動いていることから、英語で“Rapid Eye Movement”と表現しており、頭文字を取ってREMと表記されるのです。日本語では、レム睡眠のほか、逆説睡眠と呼ぶこともあります。

逆に深い眠りに入っており身体も脳も休んでいる状態をノンレム睡眠と言います。

レム睡眠の特徴

レム睡眠の時、身体は休んでいますが、脳は覚醒時と同じように活動しています。脳波測定を行うと、起きている時と同じくシータ派が優勢になっていることからも“レム睡眠の際、脳は覚醒している”と表現して良いでしょう。

ちなみに夢を見るのも、活発に寝返りを打つのも、脳が活動しているレム睡眠の時。夢を見る理由は未だに解明されていませんが、一説によれば記憶の整理に役立っていると言われています。対して、寝返りについては解明されており、筋肉をほぐし、骨格の歪みを直す…といった天然の整体機能を果たしているようです。

レム睡眠は心身のメンテナンス時間以上からレム睡眠というのは、単なる休息の域を超えて、心身のメンテナンスを行うための時間ということになるでしょう。1回のレム睡眠はおよそ20分程度であり、深い睡眠(ノンレム睡眠)70分程度と交互に90分サイクルで繰り返されています。ちなみに、すでに脳が覚醒しているわけですから、朝はレム睡眠の時に起きると、二度寝の心配が少なくスッキリ起きられると言われています。

良質なレム睡眠を得る方法/h3>

上述したように、レム睡眠は心身のメンテナンスを行うための時間です。そのため、特に身体の歪みを正す寝返りをスムーズにすることが、レム睡眠の意義を最大限に高めるための最重要ポイントといえるでしょう。

低反発素材が合わない柔らかすぎる敷き布団は身体の動きを制限してしまうため、寝返りが困難になります。無理に寝返りをしようとして脳がより覚醒してしまうので、眠りが浅くなりすぎるのも大きな問題です。ついつい「ふかふかの布団が良い」と思い込んでしまいがちですが、あまり柔らかすぎるのも良くありません。むしろ、適度な硬さのある布団のほうが、良質な睡眠を得ることが出来るのです。

レム睡眠の価値を高める敷き布団

レム睡眠時の寝返りを楽にするためには、硬めの敷き布団が良いのですが、さらに寝返りしやすくする方法があります。それは、凹凸形状のクッションを用いた体圧分散布団を用いること。

体圧分散の敷き布団は、突起1つひとつが身体全体を支えるので、身体がほとんど沈み込みません。この状態なら、わずかな力で寝返りをうつことが出来るため、眠りが過度に浅くなる心配はないでしょう。本来、体圧分散布団は寝姿勢を正すために用いられるものですが、寝返りしやすくなる、という追加作用もあるのです。

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