敷き布団の条件〜体圧分散力って何?

体圧分散力で選ぶ敷き布団こちらでは、敷き布団を選ぶ上で特に重要な要素、体圧分散力について解説しています。あまり聞き慣れない言葉かもしれませんが、話はそれほど複雑ではありません。例えば、身体の特定部位に体重をかけ続けると、その箇所が痺れたり痛んだりしますよね?寝ている時も同様で、腰や肩に重みがかかってしまえば、その部分に負担が生じて“寝心地が悪くなって熟睡できない”あるいは“痛みやコリが生じる”といった悩みを抱える可能性があります。

そこで、体重を適度に分散し、特定部位に過度の負担をかけないことが、敷き布団の主要な条件として挙げられるのです。

体圧分散と寝返りの関係!

人は誰でも睡眠時に寝返りを打っています。しかし、寝返りの際には“姿勢を整えよう”という意識が働いてしまうため、脳が起きている状態に近づいてしまい、熟睡度がダウン…。要するに、寝返りの回数が多すぎると、眠っても体力が快復しない状態に陥ってしまいがちなのです。

そこで、敷き布団の体圧分散力が問題になってきます。体圧分散力の低い布団では、寝るときに下になっている箇所がうっ血して痺れてしまったり、腰や肩など特定箇所が沈み込んで不快感が生じたりしますので、どうしても寝返りが増えてしまうのです。ある布団専門店が睡眠時の様子を撮影する…という方法で行った実験によれば、一晩に、一般的な木綿布団で30回、低反発布団で40回ほどの寝返りがあったとのこと。これを減らすことが敷き布団の1つの使命ということになります。

凹凸のある敷き布団がベストここでオススメなのが、凹凸型の中芯を入れた布団。凹凸形状によって身体を面で支える“体圧分散力が高い敷き布団”であれば、一晩の寝返り回数を20回程度まで減少させることが可能なのです。

熟睡できている実感がない、あるいは腰や肩に違和感、痛みを感じる…といった方は、凹凸形状の中芯を用いた敷き布団など、体圧分散に優れた製品を試してみてはいかがでしょうか?

体圧分散敷布団と寝姿勢の関係

次に注目して頂きたいのが、寝るときの姿勢です。もちろん、寝ている時に自分の姿勢を意識することは出来ませんが、起床時に“身体のあちこちが痛む”“腰や肩にハリや痛みを感じる”といった自覚があれば、寝るときの姿勢に何かしらの問題があると考えたほうが良いでしょう。

普及品の敷き布団は、単なる平板なクッションの役割しか果たせません。そのため、体重がかかりやすい箇所に過剰な圧力がかかりがち。基本的に寝ている時の人の体重は“頭に8%、肩甲骨付近に33%、腰に44%、かかと付近に15%”というバランスになっています。そうすると、どうしても体重の多くを支える腰と肩甲骨に負担がかかり、腰や肩のコリ、ハリ、あるいは痛みが生じやすくなるのです。

凹凸形状をはじめとする高反発の布団は、隆起した箇所が身体全面に接しているため、体重を面全体でほぼ均等に支えることができます。このため、体圧が適度に分散され、特定箇所に負担をかけない、楽な寝姿勢を維持できるのです。

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体圧分散力と背骨のS字カーブ

体圧分散力と背骨のS字カーブ寝姿勢についてもう少し掘り下げることにしましょう。理想的な姿勢というのは、背骨が緩やかなS字カーブを描いている状態と言われています。具体的には、頸椎がやや前傾に、胸椎が背中よりに、そして腰椎がお腹側に来るS字ラインです。しかし、普及品の敷き布団だと全体重の44%が集中する腰の部分が沈み込んでしまい、腰椎が背中側に押されるような形に…。結果、本来のS字ラインを維持できなくなってしまうのです。

この状態では腰に負担がかかって、痛みやハリを生じてしまう可能性もありますし、背骨全体のバランスが崩れてストレートネックなどの問題をきたす恐れもあるでしょう。こういった悩みを遠ざけるためにも、体圧分散に優れた“体重を面で受け止める敷き布団”がオススメなのです。

まとめ〜体圧分散力の高い布団の重要性

寝ている時、もっとも体重がかかりやすのは腰と肩甲骨の部分です。普及品の敷き布団では体重に逆らうことができず、どうしても腰や肩が敷き布団に沈み込んでしまいがち…。これでは姿勢が悪化して猫背のような体勢で眠ってしまうことになりますし、体重を集中的に受け止めている腰や肩に違和感、痛みを生じてしまう恐れがあるでしょう。こういったトラブルを避けるためには、体重を面全体で受け止め、一箇所に集中させない布団…すなわち、体圧分散力の高い敷き布団を使うことがオススメ。具体的には、凹凸のある中芯を入れた、やや硬めの布団を選ぶのが良いと思います。

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