布団・敷布団の部屋干しの効果と注意点を解説

大切な布団や敷布団をカビや虫害から守るためには、日頃からのこまめなお手入れが欠かせません。最も手軽かつ効果的なお手入れ方法としては、定期的な天日干しがおすすめです。

しかしそうはいっても、天日干しはいつでも気軽にできるものではありません。仕事が休みの日に必ず晴れるという保証はないですし、梅雨時や台風の季節には数週間タイミングが合わないこともあるでしょう。花粉症の家族がいる場合は、天気にかかわらず布団を外に出すわけにはいきません。羽毛布団のように、そもそも日光に弱い素材もあります。

やむを得ず布団・敷布団を部屋干しする際には、どのような点に注意するとより効果を得られるのでしょうか?

布団・敷布団の部屋干しで得られる効果

まず大前提として、天日干しと部屋干しとでまったく同じ効果を得ることはできません。天日干しが布団に良いといわれるのは殺菌効果と除湿効果があるためですが、部屋干しでは日光による殺菌は期待できないからです。

ただし、除湿に関しては部屋干しでも工夫次第で大きな効果を得ることが可能です。カビや虫害の原因となる湿気は布団にとって大敵ですから、部屋干しだけでも布団の寿命を延ばすことに繋がるのは間違いありません。
※ダニを退治するもっとも効果的な日干しの方法をご紹介しましょう。詳細は『お日様の力でダニを退治する方法!』をご覧ください。

掃除機と除湿機を活用して効果アップ

部屋干しの効果を最大限に引き出すためには、「ただ室内で干すだけ」では不十分です。掃除機と除湿機を活用することで、意味のある部屋干しを実現できます。

まず、干す前には必ず表裏両面に掃除機をかけるようにしてください。毎日使用していると、布団の表面にはダニの死骸やハウスダストがたくさん付着していきます。天日干しであればそうしたゴミはある程度自然に落ちてくれますが、部屋干しではそうはいきません。天日干しの場合以上に、念入りに掃除機をかけるよう心がけましょう。やり方によってはダニをゼロに取り除く方法もありますのでご紹介しましょう。詳細は『掃除機と併用して、ダニをゼロにする方法!』をご覧ください。

また、部屋干し中は除湿機をつけることも忘れてはいけません。先ほど解説したように布団にとって湿気は大敵なので、じめじめした室内で部屋干しをしても意味はないのです。除湿機のない家庭の場合は、極力風通しのよい部屋を選ぶようにしてください。

布団・敷布団の部屋干しに適した時間帯

部屋干しは、干すタイミングに気を配る必要がないように思われがちです。たしかに天日干しにくらべれば気候から受ける影響は少ないですが、それでも1日のうちに室温や湿度は絶えず変動していきます。より布団をベストの状態のまま保ちたいのであれば、干す時間帯や長さにもこだわるようにしましょう。

理想の時間帯としては、天日干しと同じく「午前10時から午後3時ごろ」が目安です。どの季節でも、1日のうち最も湿度が低いのはこの時間帯だからです。この範囲内で都合のよい2~3時間を選ぶと、部屋干しでも天日干しに近い除湿効果を得ることができます。

前述のように、布団や敷布団はこまめなお手入れ(定期的な天日干し)は季節ごとににもケア方法は違ってきますね。ではどのように対応すればよいのでしょうか。詳細は『季節によって布団の選び方、手入れ法は違う!?』をご覧ください。