新時代の敷布団素材!トルマリン敷布団の効果

宝石として知られるトルマリン。布団や敷布団などの寝具で使われる理由とその効果とは?こちらでは、布団の中綿素材として注目を集めているトルマリンについて、その特徴をお伝えしていきたいと思います。

そもそもトルマリンというのは日本語で電気石と呼ばれる鉱物です。いくつかの種類があり、ナトリウムや鉄を含む鉄電気石、アルミニウムやホウ化ケイ素などを含むリシア電気石など多岐にわたりますが、いずれも圧力がかかると電圧を生じる圧電効果、温度変化に応じて電圧を生じる焦電効果を有しており、科学的有用性の高い物質です。

また、
宝石としても知られており、10月の誕生石に数えられていますね。

以上のような特徴を持つトルマリンですが、最近になって、敷布団の中綿に練り込むことで、非常に高い保温効果を発揮することが知られるようになりました。単に暖かいばかりでなく、身体を芯から温めて体温を上昇させることによる健康効果にも注目が集まっており、日々、研究が進められています。

遠赤外線の保温効果に注目!

トルマリンから遠赤外線が発生している…と言われていますが、この遠赤外線というのはどのような性質を持っているのでしょうか?

赤外線には波長0.75〜1.4µmの近赤外線、1.4〜3µmの短波長赤外線、3〜8µmの中波長赤外線、8〜15µmの長波長赤外線、そして15〜1,000µmの遠赤外線という5種類が存在しています。このうち、もっとも波長の長い遠赤外線は、水や有機物に吸収されやすい性質があり、吸収される際に熱エネルギーへと変換されるのです。

赤外線効果=暖かい、と言われるのはなぜか?トルマリンが人の体に働く力を解説

このため、調理器やヒーターなどに利用されており“遠赤外線=暖かい”という認識が成立してきたといえます。遠赤外線の熱は身体の奥まで届きやすいといわれており、表皮、真皮を超えて皮下組織や血管まで及びますから、血管内の血液が温められ、さらに暖まった血液が体内を循環することで、全身がくまなく温められていくのです。

血行の悪さからくる、身体への悪影響などには効果を発揮してくれます。

トルマリン練り込み綿を使った布団・敷布団の人気は温度にあった!では、赤外線からトルマリンへと話を戻しましょう。
トルマリン綿を使用した敷布団を用いている場合、寝具の中は睡眠に適している33〜34度に維持されるそうで、これが“トルマリンの敷布団だと熟睡できる”と言われる理由。寝ているときは体温がやや下がりますので、36度より少し低い温度がベストなのです。逆に、電気毛布や電気あんかは温度が高すぎるため、熟睡を妨げてしまう恐れも…。眠るときは普段の体温より少し低い、トルマリン綿がもたらしてくれるような33〜34度が適している環境と考えてください

体温を上げると健康になるのは何故?

人の体を健康にするトルマリンの働き!体温を高める、維持する力がトルマリン素材の魅力ここでは、トルマリンと赤外線の話題から少し離れて“そもそも、体温を上昇させると身体に良いと言われるのは何故なのか”を考えてみましょう。寝るときの環境はもちろん、半身浴、岩盤浴など、様々な健康法において体温を上げることが推奨されています。体温を上げることで、身体にどのような変化が起こるのでしょうか?

ちなみに以下の記述は体温と健康の関連を示す一般論であり、トルマリンや赤外線の効能を具体的に解説しているものではありませんので、その点をご理解願います。

まず、体温が高くなると体の免疫力が向上することが分かっており、逆に体温が1度下がると3割ほど体の力が低下すると言われているのをご存じでしょうか?

実は、体が弱っている時に発熱するのは、体の力を向上させ病原菌と戦うためで、少しでも早く調子を良くするために敢えて体温を急上昇させているのです。よって、普段から体温を高く保つことは、体のめぐりをよくし不調になる可能性を下げることに繋がるかもしれません。

また、体温が上がるほど、体のめぐりが活発になります。これがうまく機能すると、余分な内臓脂肪が燃焼しやすくなりますし、体に不要な物も排出が促されます。女性であれば、肌のトラブルが起こりにくくなることにも繋がるでしょう。こういった観点からも、身体を温めることは大切といえます。

実際、最近では悪性腫瘍の先進医療として、電子レンジと同じ原理で体内を暖めるハイパーサーミアという温熱療法が用いられるようになりました。これは毛細血管があまり通っていない悪性腫瘍が温度の急上昇に弱く、41〜42度の温度に保たれると弱体化する性質があることから、注目されるようになったもの。健康な部位は42度まで耐えられるので、ギリギリ42度未満を継続すればダメージがないわけですね。このように、体温を上げることで健康状態を上向かせるという考え方は、先進医療においても活用されていることが分かります。

また、このような小難しい話を抜きにしても、温泉が健康に良い…岩盤浴が健康に良い…身体の芯まで温まり冷めにくい…というのは昔から知られている話です。身体を芯まで温め、冷めにくくすることは間違いなく、健康状態を向上させる上で適したアプローチであるといえるでしょう。そのトルマリン素材を使用した布団や敷布団を扱う寝具店をご紹介します。詳細は『まとめ〜科学的リサーチの結果生まれた櫻道ふとん店の敷布団!』をご覧ください。

まとめ〜トルマリン綿に秘められた無限の可能性

最近、トルマリンを練り込んだ中綿を使用した敷布団が人気を集めているのは、遠赤外線による保温効果に注目が集まっているからです。温熱効果による健康維持についてはあらゆる分野で提唱されており、体温を高めに保つことで健康になれる…という考え方は広く普及しています。以上から、トルマリン綿を使用した敷き布団の使用は非常に効果的でしょう。

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