防ダニ布団対策比較集!アレルギー体質のための布団ケア

アレルギー対策やってる?ダニやカビなどのアレルゲンを布団・敷布団から取り除くケア方法をご紹介!現代では、かなり多くの方が何らかのアレルギーを持っていたり、アレルゲンにやや敏感だったりします。要するに、寝具に発生するアレルゲンを可能な限り除去することは、ほとんど全ての方にとって必須条件となりつつあるわけです。

今、防ダニ布団、抗アレルゲン布団に人気が集まっているのは、こういった現代人の体質によるところが大きいでしょう。ただ、布団そのものの品質だけで、トラブルが100%起こらない…と過信するのは考え物。やはり、日頃のケアがあってこそ、アレルゲンを限りなくゼロに近づけることが可能になるのです。

こちらでは、アレルギーを予防するための手入れについて考えていくことにしましょう。

アレルゲンには3つの種類がある!?

さて、ひとくちにアレルギーの発生率を下げるといっても、アレルゲンの性質を知らなければ具体的な対処法を考えることができません。そこではまずは、アレルゲンには3つの種類があり、それぞれに対処法が異なるという事実をしっかりと認識して頂く必要があるのです。

1つめは、吸入アレルゲンという種類。これは呼吸の際に吸い込んでしまうことでトラブルを引き起こす物質。花粉、タバコの煙、大気汚染の原因物質などが相当します。寝具の手入れと深く関連する吸入アレルゲンには、ハウスダスト、寝具そのものに由来する綿ボコリ、ダニ、そして春先の花粉が挙げられるでしょう。
2つめは接触アレルゲンと呼ばれるもので、皮膚に接触することで肌に悪影響を与える物質です。ダニ(特にチリに付着するヤケヒョウヒダニ)やカビなどが寝具と深い関わりを持つ接触アレルゲンになります。
2最後が食物アレルゲンですが、これは寝具とは無関係。いわゆる牛乳アレルギー、卵アレルギーなどのことで、食生活と深い関わりを持っています。

以上から、寝具の手入れを行う上では吸入アレルゲン、接触アレルゲンをいかに除去するか、という着眼点が重要になるのです。

布団の吸入アレルゲンを取り除く方法!

吸入アレルゲンの予防法は布団・敷布団の保存場所を清潔にすること!特に注意が必要なのは、ハウスダスト、綿ボコリでしょう。細かい粒子を吸い込んでしまうと、咳などのトラブルを起こす原因になります。布団に掃除機をかけることも大切ですが、多くの方が忘れているのが床面、ベッド、押し入れの掃除。いくら布団本体に掃除機をかけても、布団と接触する部位にハウスダストが残っていては意味がありません。

布団を敷く部分の床や畳、ベッド面、収納する押し入れをこまめに水拭き&乾拭きすることで、布団に付着するハウスダウトを減少させることが可能です。

また、もう1つ注意するべきことは、布団を干す時に絶対に叩かないこと!布団表面のホコリを落としているつもりなのでしょうが、中綿の繊維を破壊してしまうため、かえって綿ボコリの発生率を高めるだけに終わります。表面のホコリを軽く払う程度に留め、布団叩きでバシバシと衝撃を与えることは避けてください。

春先については天日干しの際に花粉が飛来するというリスクにも注意が必要。軽度の花粉過敏症であれば、取り込む時に表面を入念に払うだけでも構いませんが、重度の場合はより進んだ対策を要します。大きなビニール袋に入れて干す、さらに取り込んだらすぐに掃除機をかけるなどして、布団に付着した花粉除去に努めてください。
毎日の掃除にプラスして、もともとダニ対策になっている布団・敷布団であればアレルギーの心配もなくなると思います。そこでダニ防止の布団・敷布団を扱っている寝具店を2つご紹介します。ニッセンについては『防ダニ加工ダニロックの力に注目!』を、マニフレックスについては『まとめ〜体圧分散力に優れた敷布団』をご覧ください。

布団の接触アレルゲンを除去する方法!

接触アレルゲンの中でもっとも注意を払うべきは、ダニアレルギーとカビアレルギーです。ダニは生存している個体だけでなく、死骸や糞にも害があるため、できる限りダニを発生させないことが重要になります。

接触アレルゲンを除去するなら布団カバーは必須!カバーも洗濯はこまめにしてダニやカビ対策を!まず、布団には必ずカバーをかけてください。布団表面には寝ている間にかいた汗、皮膚の表面から剥がれた垢、身体から移ってしまう脂などが付着します。そして、これら全てがダニのエサ、カビの栄養源になってしまうのです。頻繁に布団本体の丸洗いをするのは不可能でしょうから、カバーをかけ、カバーをこまめに洗濯することが、汗、垢、脂の除去にもっとも効果的といえます。

また、ダニやカビが生存するためには湿気が必要なので、なるべく通気性を良くして、布団を乾燥させておくことも重要です。敷布団、マットレス、カーペットなど布製品をいくつも重ねていると湿気がこもりやすくなりますから、なるべく充分なクッション性、保温力のある敷布団を1枚敷きで使いたいところ。それだけでもダニが入り込む隙間が減り、衛生状態が格段にアップするはずです。

まとめ〜アレルギーを防ぐための布団ケア!

布団との関連が深いのは、吸入アレルゲンと接触アレルゲンです。具体的にはハウスダスト、花粉、カビ、ダニなどがアレル物質になりますから、布団の衛生状態を保つことが何よりも重要。布団本体はもちろん、収納場所、布団を敷く床面なども清潔に保ってください。また、マットレス、カーペットなど布製の製品を大量に重ねるとダニ、カビの繁殖場所を増やすことに繋がるので、保温力、クッション性に優れた高機能の敷布団を1枚で使うと、アレルギー物質を減少させることに直結します。

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