寝不足が引き起こす「胃痛」を改善する方法

寝不足が引き起こす「胃痛」を改善する方法
れな

こんにちは!「ぐっすりねむり隊」のれなです。
寝不足が続くと身体の調子が悪くなることありますよね。なかには寝不足が引き起こす胃痛や腹痛に悩まされている方も多いのだとか。
「人生の1/3は睡眠」と言われているように、健康的な毎日を送るためには良質な睡眠は欠かせません。そこで今回は、睡眠と胃との関係を掘り下げ、原因や対策について調べてみました。

もくじ

寝不足が引き起こす「胃痛」を改善する方法

1.寝不足と胃痛の関連を探る!

寝不足が続くと、日中に眠くなったり、疲れがとれなくなったり、精神的にイライラしたりなど、心身ともに影響して体調不良を引き起こしてしまいます。なんとなく体のだるさを感じる程度はまだ良いのですが、睡眠不足が影響して睡眠無呼吸症候群やレストレスレッグス症候群(むずむず脚症候群)などの症状を引き起こすこともあります。

それだけではありません。実は睡眠不足は胃痛の原因にもなるんです。慢性的な胃の痛みが続いている方は、睡眠の質が落ち、寝不足の状態になっているのかもしれません。

ここでは、寝不足からくる胃痛の関連性を解説します。睡眠不足を解消し、より健やかな生活を送るための知識をご紹介しましょう。

1-1.なぜ、寝不足で胃痛が起こるの?

まず胃痛になる手前の、胃が痛くなる原因をつくってしまうのは生活習慣が影響しています。
原因として、食生活では、アルコールの大量摂取、空腹時のコーヒー(ブラック)、脂っこい食事、早食い、朝食を抜く、満腹まで食べるなど。 日常生活では、喫煙(受動喫煙含む)、ストレスや疲労、食後にすぐ運動するなどが挙げられます。

これらの積み重ねにより、胃酸の過剰分泌、胃粘膜を保護する胃粘液の減少、胃の運動低下などを起こしてしまい、胃痛の主な原因となるのです。多くの場合、どれかひとつではなくこれらの原因が複合的に重なって胃痛や胃炎を発症します。

1-2.胃痛と睡眠の深い関係

では、この胃痛と睡眠にはどのような関係があるのでしょうか。 胃酸分泌、胃粘液分泌、胃の運動機能といった働きをつかさどっているのは、自律神経系での交感神経と副交感神経のバランスです。

寝不足が続くと自律神経の働きが乱れてしまい、交感神経と副交感神経のバランスが崩れていきます。そのため、胃の機能が正常に働かなくなり、胃痛や胃炎を発症することがあるのです。

1)寝不足がつづく
2)自律神経の働きが悪くなる
3)交感神経と副交感神経のバランスが乱れる
4)胃などの機能が正常に働かない
5)胃痛がひどくなると胃炎を発症

心理的ストレスも自律神経のバランスを崩すため、ストレスによって胃炎が発症するのと全く同じ理屈です。
要するに「睡眠不足は物理的なストレスとして自律神経の働きを乱し、ストレス性胃炎を引き起こす」というメカニズムになります。胃炎は悪化すると胃潰瘍、胃穿孔といった重病の引き金にになることもあるので、なるべく早く睡眠不足を解消するようにしましょう。

2.胃痛が起きたときの対処法は?

ここでは、寝不足が原因の胃痛が発生した時の対処法を紹介します。軽い胃痛であれば、まずは自分でできる対処法から行ってみても良いでしょう。
※痛みがひどい場合は専門の医療機関で受診してください。

2-1.副交感神経を優位にする

基本的に心理的ストレスにせよ寝不足にせよ、胃痛が起きる状態では、緊張をつかさどる交感神経が優位になっている状態です。そこで、身体をリラックスした状態に持っていくために、副交感神経が優位になる状況をつくりだしましょう。

2-2.寝不足による胃痛解消!副交感神経を優位にするためのポイント

・ぬるめのお湯で半身浴を行う(全身を温めることが胃痛の緩和に)
・濡れタオルを電子レンジで温めたものを腹部に当てる
・右側を下にして横向きで寝る(食べ物が腸の方に流れやすくなり痛みが和らぐ)
・腹式呼吸で自律神経のバランスを整える
・心身がリラックスできる寝具で眠る
・起床と就寝時刻を一定にして体内時計を整える

3.睡眠の質を向上し、寝不足からの胃痛を防ぐための4つのポイント

それでは、胃痛の原因にもなる寝不足を防ぐためには何をするべきなのでしょうか?ここからは睡眠の質を高めて体調を維持するための4つのポイントをご紹介します。

3-1.カフェイン飲料の摂取を控える

寝不足のとき、眠気をスッキリさせようと朝起きてすぐにコーヒーを飲む……といった習慣がある人も多いようですが、これはNG。朝は胃の中が空っぽのため、胃を荒らすカフェインのダメージがもっとも大きくなる時間です。
むしろ、胃炎を促進させる原因になってしまいますので、胃に負担をかけない水か白湯を飲むのがおすすめです。

3-1-1.白湯の簡単な作り方

美容や健康に効果があるとして知られる白湯。
水道水やミネラルウォーターなどを、電子レンジややかん、湯沸器などで一度沸騰させて、50℃程度まで冷ましたお湯のことを指します。

内臓を温めることで血液の循環が良くなり、基礎代謝の向上、脂肪燃焼効果、内臓機能の活発化などの効果が知られていますが、毎回水を沸かして、さらに冷まして飲むのはかなりの手間と時間がかかりますよね。

実は、白湯を飲んで得られる効果は、ウォーターサーバーのお湯でも代用ができるのです。ウォーターサーバーなら、熱湯と水と合わせてすぐに白湯を作ることができてオススメです!

定額制で水素水がいつでも飲めるなんて、まるでセレブのようですね。
ウォーターサーバーがあれば、快眠に効果のあるハーブティを飲んだり、寝る前や起きてすぐの白湯習慣も簡単に手に入ります。宅配水タイプも良いですが、浄水型なら水道水から作れるところも嬉しいポイントです。

3-2.入眠3時間前にぬるめの湯に浸かる習慣を

胃痛の原因には「自律神経が乱れ、交感神経が優位になってしまう」ということをお伝えしましたね。そこで、入眠の3時間前に39〜40℃くらいのお湯に浸かる習慣をつけることが胃痛の緩和におすすめです。

ぬるめの湯に入浴することは、副交感神経を優位にしてリラックスした状態へと近づける作用があります。ストレス性、寝不足による胃痛の緩和に有効です。

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3-3.体圧分散力が高い敷布団で寝姿勢を整える

体圧分散力が低い敷布団の場合、寝ている間は必ず腰や肩などへの負担が集中して、痛みやコリが生じてしまい、寝不足の原因となってしまいます。しかし、体圧分散力が高い敷布団(凹凸型の中芯を入れた布団)であれば、体重の負担を1箇所から全体へ分散させることができるため、痛みやコリなどの悩み、さらには寝不足が改善されます。

痛みが改善されるということは、寝返りの回数が少ないこと、寝る姿勢がよいことにもつながります。寝る姿勢がよいということは、背骨が緩やかなS字カーブになっている状態であり、呼吸がしやすい(腹式呼吸がしやすい)状態になるため、胃痛の緩和に好影響なのです。

3-4.トルマリン綿など、保温力の高い敷布団を使う

寝ているときに身体を冷やしてしまうと、自律神経系のうち交感神経が優位になってしまうので、胃痛の発生率が上がってしまいます。 そこで、保温力の高い敷布団を使用して、眠っている間に身体を温めておくことが、胃痛を防ぐために有効です。

実は、寝具の中で最も保温力との関連性が高いのは敷布団です。冷たい空気は下にこもるため、保温力がない敷布団はすぐに冷やされます。しかし保温力が高い敷布団は、床からの冷気をシャットアウトし中の温度も体温も保ってくれます。

そこでおすすめしたいのが、トルマリン綿を使用した敷布団。その理由は素材の性質です。トルマリンは遠赤外線を放出する鉱石です。遠赤外線は身体の中の水分を振動させ、身体の中から温めてくれるのです。

4.寝不足による胃痛の改善には、敷布団選びが重要!

寝不足による胃痛を防ぐためには、毎日7〜8時間もの睡眠時間を確保するのが理想的です。でも仕事や家事に忙しい毎日……。なかなか睡眠時間がとれない方も多いでしょう。そんな方は、睡眠環境を向上させて睡眠の質を上げ、眠れないストレスをつくらないように対応しましょう。

深い睡眠を得るためには、敷布団の品質が非常に重要です。まずは、敷布団を替えるところから検討してみてください。保温力が高く体圧分散機能の高い敷布団を使うだけで、睡眠の質は大きく向上できます。

質の高い睡眠を得るためのポイントまとめ

・カフェイン飲料の摂取を控える
・入眠3時間前にぬるめの湯に浸かる習慣を
・体圧分散力が高い敷布団で寝姿勢を整える
・トルマリン綿など、保温力の高い敷布団を使う

5.睡眠の質を上げることで、寝不足による胃痛を解消しよう

寝不足による胃痛が起きたときの対処法は分かっていただけたでしょうか。胃痛になってからではなく、胃痛になる前の予防を意識することも大切です。良い睡眠が得られるよう副交感神経を優位にさせ、日々の生活習慣を正しましょう。

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