長く使える敷布団を選ぶために

皆さんは布団・敷布団の寿命が何年かをご存知でしょうか?
布団を購入してから現在までの使っている年数は人それぞれだと思いますが、ほとんどの人が長い期間使っているのではないでしょうか。長く使用すればするほど愛着が出て、買い替えるタイミングを逃すこともありますよね。

寿命で選ぶ敷き布団一般的に、敷布団というのはそれほど頻繁に買い換えるものではありません。しかし、もしも寝起きに腰が痛んだり、肩が凝っていたりするのなら、それは敷布団が寿命を終えてしまっていることが考えられます。
要するに、長年にわたって体重を支えていた中綿が潰れてしまい、クッション性を失ってしまっているわけです。

そのような状態を“底つき”(腰や肩が間接的に床に接触している状態)といい、放置すると身体のあちこちが痛んだりする原因になります。なので、少しでも長く使うためには“中芯がへたりにくい”敷布団を使う必要があるのです。

ここでは、「布団・敷布団の寿命はいつなのか?」、「その原因は?」、「買い替えるときの選ぶポイントは?」など、10年以上も使い続けることができる長寿命の布団を選ぶための基礎知識をご紹介していきます!

一般的な布団の寿命と耐久性は?

ホームセンターなどで売られている市販品の場合、寿命は長くても3~4年と言われています。もともとのクッション性がそれほど高くないため、毎晩、身体の下敷きになっているうち、中綿がペシャンコになってしまうのです。スーパーの安売り品だと、中には半年くらいで寝心地が悪くなっていく場合も…。
ちなみに、1万円前後で購入できる安めの布団の寿命は何年くらいあるのかご紹介しましょう。詳細は『安い布団の寿命 買い替え時期が知りたい』をご覧ください。

さて、へたれる敷布団の原因は以下が考えられるようです。

  • 中綿に使われている素材の密度が低い
  • 圧力に対して充分に反発する力を持っていない

特に化学繊維や綿混紡の布団はこの傾向が強く、1年経たないうちから寝心地が悪化してくることも珍しくありません。何度も買い換えていてはトータルでのコストパフォーマンスが低くなってしまいますし、かといって“底つき”を放置していては腰、肩の痛みが出てきてしまいます。

なので、敷布団を選ぶときには、必ずクッションの寿命を重視してください。少しでも長く、当初の反発力を維持してくれる製品を選択するべきでしょう。

買い替え時はいつ? 敷布団の買い替えとなる分岐点

前項で、敷布団を長く使う重要性の1つとしてクッションを挙げました。それに関連させて、買い替える簡単な見極めるポイントをご紹介します。

  • 購入した時より明らかにふくらみが薄い → 中綿がへたっている
  • 中央がへこんでいる → 腰の重みが要因だが手入れしていない
  • 臭い → カビが生えている可能性が大きい
  • 敷布団の中綿に一部塊がある → 中綿がへたって硬くなり移動した

※コットン(綿)、ポリエステル(合成繊維)、ウール(羊毛)など、中の詰め物によっても買い替えの目安は変わってきます。

では、上記のような状態になってしまった敷布団は、元に戻せるのでしょうか?
結論として、購入した時のような完全な状態には戻りませんが、使用できる状態にする方法はあります。

■敷布団を洗濯する
コインランドリー、もしくは布団クリーニング業者、宅配クリーニング(※)を利用する。臭いは解決できそうですが、問題は中綿の状態です。一度へたってしまった中綿、固まってしまった中綿がどこまで回復できるかが「買い替え」の分岐点となります。
※手間がかからないことがメリットの宅配クリーニングという選択肢もあります。詳しく知りたい方は『宅配クリーニングはこんなに便利!』をご覧ください。
■中綿を打ち直しする
これは布団専門店で依頼することになります。具体的には、布団を解体して中綿を出し、ホコリやゴミを取り除いて、綿をほぐして打ち直しします。ただ、打ち直しにも目安があり、購入してから敷布団では3年、掛け布団では5年経過している布団になります(※)。
※使用する環境によって変わります

    それでもふくらみが戻らなかった場合は処分を考えた方がよいと思います。

  • 粗大ゴミに出す
  • 新しい敷布団を購入したお店に引き取ってもらう
  • 不用品回収業者に引き取ってもらう

※依頼する際は、自治体やお店、業者に確認してください

凹凸形状の中芯が支える簡単にへたらない敷布団

では、買い替えるならどのような敷布団がよいのでしょうか?
それはクッションの寿命が長い、反発力を維持してくれる製品を選んでください。選ぶコツは、中芯の形状をチェックすることです。

オススメは凹凸形状の敷き布団凹凸型の中芯を入れている布団の場合、全体で均等に体重を支えますから、特定の部位に重みが集中することがありません。これを体圧分散(※)と呼んでおり、腰や肩への負担軽減に効果的であることから、近年、注目が集まっています。
※体圧分散について詳しく知りたい方は『体圧分散力敷布団が理想の寝姿勢にする』をご覧ください。

一部に体重が集中しないということは、「布団にかかる負担も減っている」ことにつながりますね。要するに「特定箇所の綿が強力に潰される」ということがないので、クッションが潰れにくいわけです。なので、布団・敷布団の寿命を考える上でも、体圧分散に優れた凹凸形状は非常にオススメなんです!

素材自体の反発力だけに頼った体圧分散布団では布団側にかかる負担は腰、肩が載っている部分に集中しますから、凹凸形状を採用していることが1つのポイントなのです。

実は見落としがち!ダウンパワー(かさ高)&密度

中芯について、少し掘り下げていきましょう。

素材そのものの密度が高ければ高いほど反発力が強く、へたりにくくなるため、中芯の密度にも注目する必要があります。
例えば、櫻道ふとん店などは信州大学と共同研究して開発した“密度の高い中芯”を採用していますので、そう簡単にクッション性が低下することはありません。その理由をご紹介しましょう。詳しく知りたい方は『熟睡度を大幅アップ~凹凸マットの威力!』をご覧ください。

また、反発力を見る上ではダウンパワー(かさ高)にも着目するべきです。これはクッション材の上に重しを置いて、何cmくらい潰れるかを測った数値。もちろん、潰れにくい素材を用いているほど、敷布団の寿命は長くなります。

これはクッション材の上に重しを置いて、何cmくらい潰れるかを測った数値。もちろん、潰れにくい素材を用いているほど、敷布団の寿命は長くなります。ただ、ネット通販でのダウンパワー値には注意が必要です。
本来の国際基準では重しを載せてから24時間後の潰れ具合を見ることになっていますが、ネット量販店では2分後の数値を掲載している例が多く見られるのです。ダウンパワーの数値を見るときには、ちゃんと国際基準である24時間後の数値を表示しているかどうか確認するようにしてください。

例えば、前述の櫻道ふとん店では、国際基準に合わせて24時間後の数値を計測していますので、その数値には高い信頼性があるといえるでしょう。櫻道ふとん店の芯材は24時間が経過しても2cm程度しか潰れないため、敷き布団として充分な反発力を持っていると考えられます。しかも、重しを外せば、あっという間に元の高さまで反発しますので、寿命の面でも信頼性は充分です!

実際、櫻道ふとん店では異例の5年保証を実施しています。5年以内に1cm以上のへたりが見られた場合、無償で中芯の交換を行っているそうです。10年以上は充分なクッション性を維持できる…というデータがあるので、長く使いたいという方におすすめの布団専門店と言えます。櫻道ふとん店についてもっと詳しく知りたい方は『眠りで人生を豊かに!櫻道ふとん店』をご覧ください。

【まとめ】長く使える敷布団の選び方

量販店で売られている製品の中には、たった半年の使用でクッション性が失われてしまうような敷布団も存在しています。クッション性の低下した敷布団で眠っていると、腰、肩に痛みが生じる原因になるため寿命を考える上で大切なのは、
  • クッションがへたらない敷布団を選ぶ
  • ダウンパワー(かさ高)測定は国際基準である24時間後の数値である

この2つが長寿命の敷布団を選ぶためのポイントになります。是非とも参考になさってください。

なお、今回は長く使いたいという選び方でしたが、他にも選び方がありますのでご紹介しておきましょう。詳しく知りたい方は『あなたにおすすめする敷き布団の選び方』をご覧ください。

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